金剛型戦艦”比叡”
明治14年11月4日に起工された比叡は日本初の超弩級戦艦として誕生しました
しかし昭和5年のロンドン条約により第4砲塔などを撤去し練習戦艦となる(御召艦としても使用された)
その後の条約の無効化によって戦艦に復元するべく2度に渡って改修された
(1、装甲の強化 2、主砲及び副砲仰角の引き上げ 3、各種艤装の新式化 など
当時計画中であった”大和”に実施予定の艤装を実験的に取り入れたため他の金剛型戦艦と比べ
新式の戦艦となった)

第2次大戦勃発後の昭和17年11月12日ガ島飛行場砲撃の任務を遂行するべく航行中に
米巡洋艦隊と遭遇 近接戦闘であったため米艦に多大な損害を与えるも火災及び舵装置の故障を
併発し操艦不能になる 翌13日には火災は鎮火したものの米航空機の攻撃により浸水
行動不能となったため護衛駆逐艦に乗員を移し自沈した

主要要目(最終時)
公試状態排水量 36,332トン
水線長 222.05メートル
最大巾 32メートル
最高速度 29.9ノット

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