九州訪問記
周遊きっぷ・寝台特急を使っての九州旅行となりました
(リンク先はサイズの大きな画像・音声ファイルとなっています
通信環境により表示まで時間が掛かりますのでご注意ください)

9年ぶりの九州上陸となる今回は「周遊きっぷ」を利用する事にしました
ご存知のように周遊きっぷ利用の再は往復の乗車券が2割引になります
きっぷ購入の再は専用の用紙に経路など記入する必要があります

はやぶさ
EF66−51 熊本・長崎行 シングルDX 寝台展開 安全柵 ED76へ 連結完了 緩解よし
伝統ある東海道ブルトレも新幹線の速達化と利用客減には勝てず
減車・減便を余儀なくされ「はやぶさ・さくら」は併結運転として存続している状態です
食堂車の営業も無く東京駅10番線には駅弁を抱え発車を待つ乗客が見受けられます

車掌と運転士の無線合図で列車が動き出しチャイムの音と共に
車内アナウンスが始まるという客車列車の風情は昔も今も変わらずに残り続けています

シングルDXと名づけられたA寝台一人用個室ですがやはり時代の流れを感じさせてくれます
個人的にAC電源が使え一人で寝ながら旅行が出来るという点は何とも言えない物がありました

下関・門司で機関車交換を行い終点の熊本・長崎に向け今日も定時に発車していきます


門司港駅・門司港
0里標 門司港駅舎 連絡船通路跡 門司港駅ホーム 鉄人お馴染みの
813系 運転台 811系 415系 81*系
関門海峡大橋 日本丸
九州の鉄道の原点である門司港(旧門司)駅舎は文化財に指定され現在も美しい姿を保っています
構内は跨線橋の無いホームや関門連絡船の通路跡・0里標など独特の雰囲気を漂わせています

鹿児島本線の起点駅である門司港ですが乗り入れて来るのは415・811・813などで
編成も4両や8両といったのが主な物となっています

駅を出て左手方向に進むとすぐに海が見え関門海峡を望むことが出来ます
この日は「日本丸」が寄港していました


九州鉄道記念館
記念館 案内板 旧門司駅跡 旧0里標 中央ゲート C59 EF10 ED72
キハ07 151系 車内 有明 門司港 581系 車内 下段寝台 月光 博多
旧門司駅 サボ 北九州 サボ 中九州 サボ 南九州 列車愛称板 列車愛称板 列車愛称板 列車愛称板
ハウステンボス 早岐 大隈駅 SL 新旧つばめ 新旧つばめ HM 885かもめ
列車状況 リアルタイムに表示 九州の鉄道 略歴 2階より 博多駅 門司港駅 黒ソニック ソニック快走
811系シミュレータ 装置全景 運転台 評価基準 運転区間 787系 885系 ゆふいん
883系 閉塞 ゆふいん 運転台 かもめでGO!

811系シミュレータ即席攻略法
平成15年に九州の鉄道の歴史を紹介する「九州鉄道記念館」が開館し
門司港駅構内の外れに九州で活躍した車両を復元展示しています

九州鉄道の建物を利用した本館内では九州の鉄道に関する資料の展示を中心に
HOゲージのレイアウトや811系の運転台を使用したシミュレータなどが設置されています

また施設内には本格的な自動閉塞を再現したミニ鉄道があり自分で信号を見ながら運転することが出来ます
一部が単線区間になっているので機外停止を喰らう事もあるようです

平日という事もあって9時30で入館者(私含め)3人という状態でしたが
時間が経つにつれ賑わいを見せ子供からお年寄りまで様々な年代の方が訪れていました


ソニック・つばめ
787有明 ソニック 787 883 ハウステンボス つばめ
個性的な車両が多い九州でも特に賑やかなのはやはり博多駅ではないでしょうか?
つばめ・有明・かもめ・みどり・ソニック・ハウステンボスなど各地へ向かう特急の他
811・813・815・817などの普通列車も頻繁に発着していきます

小倉からソニック36号に乗車したのですが小倉4分を遅れて発車
博多でつばめに乗り継ぐ予定を変えなければならないかと思いきや
何事も無かったように定時で博多駅に滑り込んでくれました


石炭産業科学館
科学館 機関車 三池港模型 坑内電機 遊園地跡
福岡県大牟田市に「石炭産業科学館」という施設があります
館内には坑内で実際に使用されていた蒸気機関車の模型や採炭に使われた道具など
炭鉱の歴史を知る事が出来るようになっています

屋外の展示スペースにも坑内移動の際に使われた車両が展示されているのですが
屋根の無い吹きっさらしの状態の為 腐食が進み貴重な資料である筈の
車両は無残な姿をさらしている状態でした

ちなみに屋外展示スペースは元々「ネイブルランド」という遊園地だった場所です


大牟田駅
811系 787つばめ 815系 811系MG編成 787有明 西鉄特急
鹿児島本線の主要ターミナルの一つである大牟田駅は西鉄(天神大牟田線)の始発駅でもあり
頻繁に発着する列車を撮影することが出来ます

博多・下関へ
8000系 雪の中を 103系 市営地下鉄 800系つばめ 885かもめ 885ソニック
817系 415系 115系 キハ40
雪でJRが遅れる中 平常運行を続ける西鉄の看板列車が8000系の特急です
運転室直後の3列はいわゆるロマンスシートで大きな窓から車窓を楽しむ事が出来ます
柳川辺りで多少ちらついていた雪を物ともせず一路天神へ向けひた走ります

福岡市営地下鉄はJR筑肥線が乗り入れ103系の姿を捉える事が出来ます
地下鉄駅ではホーム柵の工事が進行中でした

特急券を買おうと立ち寄った窓口 思わぬ物に・・・
あと1ヶ月で開業という事を改めて思い出させてくれました


あさかぜ
あさかぜ 一旦通過 推進運転で EF66−46 シングルDX モニタ装備 寝台 操作パネル
連絡ドア シャワー室 パンタが下げられ 品川へ
最初は「さくら」のソロで帰る予定にしていたのですが折角なので「あさかぜ」に乗車変更し
「はやぶさ」とは違ったシングルDX体験となりました

下関は車両基地から直接ホームに入れない配線になっているので列車は一旦 東京方に引き上げ
推進運転で所定ホームである9番線に入ってきます

車掌からの無線合図でEF66のノッチ投入 9両編成の列車は次第に速度を上げ終点東京を目指します
車内アナウンスが終わり車掌さんが検札に来たのですが「大丈夫ですね」とカードキーの使い方や
シャワーの説明など省略されてしまいました 一体 どこでバレたんでしょうか?
まぁカメラ片手にホームを歩き回っていれば自白しているも同然でしょうけど・・

名前は同じ「シングルDX」ですが設備はまるで違い電動式のベットにテレビモニタを備えています
VHSのデッキもあるのであさかぜに乗りながらあさかぜを見るという事も可能です
また双方の部屋でロックを解除すれば通路に出る事無く隣室へ行け2人での利用も出来る構造になっています

3・4号車にシャワー室があり3号車の方はシングルDX利用の専用となっていて
各個室内に使用状況を知らせる表示灯が付いています

14時間の旅も最後の車内アナウンスとなり車窓には209系や205系などの見慣れた風景が広がります
東京駅10番線に到着し降車確認の後 スハ25のパンタが下ろされ車両は品川へと回送されて行きました


番外編 〜交通博物館〜
205系 E231系 万世橋駅跡 0系 H25 C62 新シミュレータ 209系 209系 211系
205系 200系 特急群 四季彩 操作盤 操作盤 C57 弁慶号 開拓使
そのまま自宅へ戻っても良かったのですが朝8時の東京駅でふと思いつきました 「そうだ 交博行こう」

昨年に導入された新シミュレータのインプレも兼ねて久しぶりの入館になりました
展示内容は殆ど変わらないのですが若干の配置変更がありました
シミュレータはCGを使用していて東大宮の訓練センターにある物と似ています
もちろん全く同じ物ではありませんが・・・

お馴染みのHOゲージパノラマも背景画を変え新車両を入線させるなどしていました
初めて操作盤を覗いたのですが「花月園」より理解するのに時間が掛かりそうです


約一週間の旅行となりましたが天気に恵まれず少し残念な物になってしまいました
次に行く機会があれば新しい「つばめ」にでも乗ってみようと思います

最後までご覧頂きありがとうございました

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